iOS11.3の新機能「バッテリーの状態」の使い方。バッテリーの劣化率をiPhoneからチェックできる!
本日(2018年3月30日)にリリースしたiOS11.3の新機能「バッテリー状態の確認(バッテリー診断)」機能の使い方を解説します。
バッテリー状態を確認する
iPhoneのバッテリーがどのくらい弱ってきているか判断する目安となる機能です。
設定アプリの中にある「バッテリー」をタップします。iOS11.3にアップデートすると新しく「バッテリーの状態(ベータ)」が追加されているのでタップして開いてください。
この画面では「最大容量」と「ピークパフォーマンス性能」の情報を確認できます。
最大容量とは、バッテリーの最大容量をパーセント表示で表したもの。新品時が100%に対し、劣化するに応じてパーセンテージも低くなり、1回の充電で使用できる時間も短くなります。
ピークパフォーマンス性能では、デバイスが突然シャットダウンするのを防止するための機能が有効/無効になっているのを確認および変更ができます。
充電残量が少なくなっていたり、劣化している状態、周囲の温度の影響などでデバイスが突然シャットダウンする可能性があります。このような突然のシャットダウンを避けるためにCPUやGPUなどのパフォーマンスを管理し、突然のシャットダウンを防止する機能が備わっています。
最大容量が80%を切ると・・・
80%を切る(79%以下になる)とバッテリー交換を推奨するメッセージが表示するようになっています。
お使いのバッテリーは著しく劣化しています。Apple 正規サービスプロバイダでバッテリーを交換すると、最大限のパフォーマンスや容量を取り戻すことができます。サービスオプションについての詳しい情報…
このメッセージが表示したからと言ってすぐに交換する必要はありませんが、バッテリーが弱ると、充電の減りが速くなったり、パフォーマンスに影響を感じる可能性があります。